今回は「長期投資に期待し過ぎない」についてお話します。
長期投資は15年以上続けないと効果が表れ始めません。
投資を始めるとお金がたくさん出来るような気がして、
すぐにお金が増えることを期待してしまいます。
しかし、投資を始めて2年3年経ってみるとわかりますが、
投資によって生活は経済的に大きく変わりません。
なぜなら、投資は元本(がんぽん)をいかに大きくするかが
大事になってきます。
例えば利回り年利5%の投資信託をした場合で考えてみます。
なお、今回は利益の単利と複利については考えません。
元本が1000万の場合は50万の利益
これに対して、
元本が100万の場合は5万の利益になります。
1000万で50万、100万で5万の利益です。
正直、凄い多いって感じではないと思います。
しかも、元本1000万を作る場合
年間100万(約月8万)投資をしても10年はかかります。
10年で1000万を作って利益50万です。
凄い多いとは思えませんよね。。。
だからこそ、投資に期待しすぎるとギャップが生まれます。
投資は15年、20年とそのくらい続ける前提でいてください。
僕は今では半分ほっといています。
投資の進捗を見るのは1ヶ月に1度あるかないかくらいです。
投資信託をするなら慣れてきたらそのくらいで問題ありません。
むしろ、そうでないと投資信託の意味がありません。
15年くらい続けると元本もそれなりに大きくなり、
効果がわかるくらいに増え始めます。
FIREも言っていましたが、
資産形成は生活に根付いて長期的に進めていくものです。
何度も言いますが短期的に見ないで長期的に見ましょう。
資産形成は自分が60歳くらいになったときに大きな資産となって
経済的に大きく助けてくれるモノになります。
自分の資産を育てていくスタンスでいきましょう。
人間と一緒で15~20年くらい育てて一人前になります。