今回は「長期投資に持っておきたいメンタル」についてお話します。
長期投資をする場合は、あらゆる面で長期的に物事を考えないと長期投資が良いモノに
見えなくなります。
実際に自分のお金を投資をしていると、どうしても日々の値動きが気になり物事を短期的に
考えがちになってしまいます。
長期投資をしていると当たり前ですが、長期間なので当然良い時も悪い時も出てきます。
ですが、投資を始めた最初の頃は毎年平均の利回りのパフォーマンスが出るんではないかと
考えてしまいます。
この考えでは、良い時にエントリー出来たらいいのですが悪い時にエントリーしたら、
全然資産が増えなくて短期の値動きだけで判断し、早々に投資を終えてしまう可能性が
あります。
このような考えにならないためにも、長期的に考えるメンタルが大切になってきます。
「投資のパフォーマンスは良い時も悪い時もある」これを忘れないようにしましょう。
僕も最初の3、4年はパフォーマンスもあまり良くなく、投資をしている実感が
全然湧きませんでした。
そのせいで「この投資をしている意味あるのかな?」とよく思いました。
しかも、長期投資は一括投資と比べて1回の投資額が少なく、利回りも数%なので資産が増えてる実感がより湧きにくいのもあります。
疑問を感じながらも続けていくと、5年くらい経ったところから純粋な投資額もそれなり大きくなるので、気持ちに余裕が出てきます。
そうすると継続を生み、毎年少しづつ資産が増えていきました。
そして、長期で投資をすればするほど、タイミングと投資額を分散できるのでリスクが分散されていきます。
良い時は、価値が高くなっているので資産が増えている。
悪い時は、価値も低くなっているので同じ金額でも多くの口数を買える。
良い時も悪い時も投資に対して、ポジティブなメンタルを持ちましょう。
僕は、こう思って長期投資を実践しています。
長期投資は、相場の乱高下に左右されることなく、いかにメンタル面を安定出来るかの戦いでもあります。
これまでのお話をまとめると、
・長期投資は良い時も悪い時も必ずある。
・長期的に投資をすることでタイミングとお金が分散されリスクが低くなる。
・短期の値動きだけで長期投資のパフォーマンスを判断しない。
・良い時も悪い時も投資に対して、ポジティブなメンタルを持つ。
自分自身の経験からこのようなメンタルを持つことが大切だと考えます。
この考えを持つようになってからはメンタル面でも安定して、長期投資に振り回されることは現時点ではありません。
長期投資を始めて迷っている方は、違った視点を持つと長期投資の印象も変わってきます。