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貯金だけではお金が減っていく理由

今回は「貯金だけではお金が減っていく理由」についてお話します。

 

貯金の利率よりインフレ率の方が高いのでお金が減っていきます。

 

用語の説明です。

・利率:額面の金額に対して毎年受け取るお金の割合

・インフレ率:前年に対してどの程度モノの値段の上昇が進んだかを表す指標

 

・貯金の利率は0.002%

・政府が目標に掲げているインフレ率は2%

 

貯金の利率(0.002%)は収入にあたり、インフレ率(2%)は支出にあたります。

比率で考えると支出が収入の1000倍です。

 

例えば、

お金を銀行に100万円預けると銀行の利率が0.002%なので

20円増えます。

 

これにたいして、インフレ率は2%なので100万円のお金の価値が98万円になります。

わかりやすくするための単純計算ですが20円増えて2万円減っていきます。

 

こう考えると銀行にお金を置いてくだけではお金が増えないことがわかります。

毎年2%のインフレが続いたらどんどんお金が減っていくことになります。

 

しかし、なぜ銀行にたくさんの人がお金を置いておくだけなのか?

 

それは、銀行の利率が昔は7%だったからです。

昔は銀行に10年もお金を置いておけば倍に増えていました。

 

そのイメージをまだ持ち続けている人が年配の人に多くいることも確かです。

 

これが貯金だけではお金が減っていく理由です。

 

銀行の利率が7%から0.002%にまで下がった落差は異常です。

 

物事の数値が3000分の1まで落ち込むことはあまり聞きません。

その異常が日本で実際に起こっています。

 

その異常な状況の日本なので何もしていなかったら勝手に

お金は減っていくので投資をして対策をしていきましょう!!

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