今回は「老後2000万円問題」についてお話します。
老後2000万円問題は時間をかけて資産形成をすれば
難しい問題ではなくなります。
2000万円とだけ聞くと大きな金額なので難しいそうに
聞こえてきます。
しかし、20~30年という長い時間を身に付けて資産形成を
すれば困難な問題ではなくなります。
そのためにはいくつかポイントがあります。
①複利運用
②ドルコスト平均法
③年利4%前後
④投資期間:20~30年
この4つのポイントを押さえておけば2000万も達成可能です。
1つずつ説明していきましょう。
①複利運用
複利運用とは利益分を投資額に上乗せして投資をする事です。
例えば、
100万円を投資して利益が5万円だとしたときに、その5万円を
使わずに100万円に加えて105万円で投資を続けることです。
この複利運用を20~30年かけて続けていくことで大きな金額に
なっていきます。
②ドルコスト平均法
毎月同じタイミングで同じ金額を投資する方法です。
なぜ、
ドルコストをするかというと同じタイミングで投資し続ける
ことでリスク分散に繋がります。
例えば、
一括で100万円投資した場合、翌月に暴落したら100万円が
目減りします。
しかし、100万円を10回に分散して投資をした場合は
あるタイミングで暴落しても暴落した値段は100万より低くなる可能性があり、
暴落後に安い値段で買えるメリットがあります。
また、分散するので少額から投資できます。
③年利4%前後
この利回りは日本での平均的なリターンです。
長期的に臨めば達成できる数値です。
ちなみに、世界の平均利回りは7%前後です。
④投資期間20~30年
長期投資で複利の効果が出てくるのは20年は必要です。
長ければ長いほど複利の効果が大きくなってくるので20年以上は
投資をし続けましょう。
この4つのポイントを抑えておけば2000万円問題は
それほど難しくありません。
事実、金融庁が2000万円問題を提示した報告書にも
「長期・分散・積立」を推奨しています。
あとは、
それを皆さんが行動に移すか移さないかだけの話です。